
【この記事はこんな方に向けて書いています】
- 自分の方がパートナーより年収が高く、関係に少し不安を感じている方
- パートナーより年収が低く、引け目や焦りを感じてしまっている方
- 世帯年収が決して高くない中で、将来を共に歩んでいこうとしているカップル
- お金の問題でギクシャクせず、より強い絆で結ばれたいと願う全ての人
「私の方が、彼より年収が高い…」「彼女に比べて、俺の稼ぎは…」。カップルにとって、お金の話、特に「年収の格差」は、とてもデリケートで、時に二人の関係に大きな影を落とす問題だよね。男性はプライドが傷つき、女性は罪悪感や遠慮を抱いてしまう。世間では「男が稼ぐべき」なんて古い価値観もまだまだ根強い。
でも、本当に幸せなカップルは、そんな「年収の壁」なんて軽々と乗り越えてしまうんだ。この記事では、お金というシビアな問題に負けず、誰よりも強い絆で結ばれているカップルに共通する「4つの特徴」を解説します。数字に振り回されない、二人だけの幸せの形を見つけるヒントが、きっとここにあります。
年収額ではなく、お互いの「仕事への姿勢」を尊敬している
お金で壊れないカップルは、相手の年収額という「結果」だけを見ていません。その収入を得るために、相手が日々どれだけ頑張っているか、その「プロセス」や「姿勢」に、心からの敬意を払っています。
たとえ彼女より年収が低くても、彼が自分の仕事に誇りを持ち、真摯に取り組んでいる姿を、彼女は誰よりも尊敬している。たとえ彼の稼ぎが少なくても、彼女が家計を支え、やりがいを持って働く姿を、彼は心から応援している。金額の大小で相手の価値を判断するのではなく、人としてのお互いの働きぶりを認め合っているから、不要なプライドや引け目が生じないのです。
お金の話を“タブー”にしない。むしろ、最高のコミュニケーションツールにしている
多くのカップルが、お金の話を避けたがります。しかし、幸せなカップルは逆。お金の話を、二人の未来を創るための、最高のコミュニケーションツールだと考えています。
「来年、一緒に旅行するために、毎月これだけ貯金しない?」「最近、〇〇に出費が多いから、ちょっと見直そうか」。家計簿アプリを共有したり、定期的に「家計会議」を開いたりして、お金の流れをオープンに話し合う。隠し事がないから、信頼関係が深まるのです。明治安田生命の調査でも、夫婦円満の秘訣として「よく会話する」ことは常に上位。お金の話は、二人の価値観をすり合わせ、同じ目標に向かうための、大切な対話の時間なのです。
幸せの物差しが「お金」だけじゃないことを知っている
もちろん、お金は大事です。でも、それが幸せの全てではないことを、彼らは知っています。高級レストランでのディナーも素敵だけど、二人でスーパーで買い物をして、一緒に料理を作る時間の方が、何倍も楽しかったりする。
海外旅行もいいけど、近所の公園を、ただ手を繋いで散歩するだけで、心が満たされたりする。彼らの幸せの基準は、お金で買えるものだけに偏っていません。共通の趣味、くだらない話で笑い合う時間、お互いの健康を気遣う優しさ…。そういった、お金のかからない「豊かさ」をたくさん持っているから、年収という一つの指標に、二人の幸せが左右されることがないのです。
二人を「個人」ではなく「最強のチーム」として考えている
年収の壁を乗り越えるカップルは、根本的な発想が違います。「彼 vs 私」ではなく、「私たち」という一つのチームとして、人生を捉えているのです。
チームなのだから、得意な方が得意なことをやればいい。稼ぐのが得意な方が稼ぎ、家事や育つのが得意な方がそれを担う。節約が得意な方が家計を管理し、もう一方は、その分、相手を精神的に支える。総務省の調査でも共働き世帯は今や当たり前。収入の大小で優劣をつけるのではなく、お互いの強みを活かして、チーム全体のパフォーマンスを最大化しようと考えます。このチーム意識があれば、「俺の稼ぎが…」「私が支えなきゃ…」といった個人プレイの発想から解放され、共に未来を乗り越えていく、最強のパートナーになれるのです。
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