その「成婚率」、信じてるの？結婚相談所が“情弱”なあなたに絶対教えない4つの不都合な真実

「安心安全な出会い」「質の高い会員」「手厚いサポートで成婚まで導きます」。そんな甘い言葉に誘われて、あなたは今、結婚相談所の門を叩こうとしているのかもしれない。高いお金を払えば、理想のパートナーが見つかる。カウンセラーが、自分の幸せのために全力でサポートしてくれる。そう、信じて疑わずに。

だが、はっきり言おう。その考えは、典型的な「情報弱者」の発想だ。結婚相談所は慈善事業ではない。あなたの純粋な思いを利用して利益を上げる、シビアなビジネスの場なのだ。この記事では、そんな相談所が決して表では語らない、「不都合な真実」を暴露する。情弱のままでカモにされるか、賢くなって主導権を握るか。この記事を読むかで、あなたの婚活の未来は大きく変わるだろう。

「驚異の成婚率〇〇%！」の数字に隠された、悪質なカラクリ

相談所選びの際、多くの人が参考にする「成婚率」。しかし、この数字ほどアテにならないものはないと知るべきだ。なぜなら、「成婚」の定義も、「成婚率」の計算方法も、業界で統一された基準が存在しないからだ。

「婚約＝成婚」ならまだ良心的。「真剣交際への移行＝成婚」とみなし、成婚料を請求する相談所も少なくない。悪質なケースでは、相談所の都合で退会させた会員や、活動せずに辞めた会員まで「成婚退会者」としてカウントし、驚異的な成婚率を謳っていることすらある。あなたは、その見せかけの数字に大金を払おうとしているのだ。大事なのは、パーセンテージではない。「成婚の定義は何か」「計算式の分母と分子は何か」を、契約前に執拗に確認することだ。

あなたの担当者は“カウンセラー”ではなく“営業マン”

親身に相談に乗ってくれるカウンセラー。あなたの幸せを心から願う“味方”だと信じたい気持ちはわかる。だが、彼らの多くは、あなたの幸せよりも「自社の売上」を優先する“営業マン”であるという現実を直視すべきだ。

多くの相談所では、カウンセラーに「成婚ノルマ」や「インセンティブ」が設定されている。つまり、あなたを早く成婚させればさせるほど、彼らの給料が上がる仕組みなのだ。そのため、あなたの希望や相性を無視して、とにかく早く相手を見つけさせようと、強引に話を進めることがある。「この人を逃したら次はないですよ」と不安を煽り、冷静な判断力を奪うのは常套手段だ。彼らの言葉を鵜呑みにせず、自分の意思を強く持つこと。それが、営業マンの口車に乗せられないための唯一の防御策だ。

「会員数〇万人」のうち、本当に活動しているのは何人？

「業界最大級の会員数〇万人！出会いのチャンスが豊富です！」これも、よくある宣伝文句だ。しかし、その数字を冷静に疑う必要がある。その「〇万人」のうち、一体何人が、現在進行形で真剣に活動しているアクティブユーザーなのだろうか。

この会員数には、何年も前に登録したまま放置している「幽霊会員」や、すでに成婚退会した人が含まれているケースがほとんどだ。相談所によっては、会員数を多く見せるため、意図的に退会処理を遅らせていることさえある。あなたは、見かけ上の会員数の多さに騙され、実際には選択肢がほとんどないプールで、必死に相手を探すことになるかもしれない。重要なのは全体の会員数ではなく、「毎月の新規入会者数」や「アクティブ会員の割合」だ。

実はただの“取次店”？サポート丸投げの相談所が多すぎる

多くの個人経営の結婚相談所は、IBJ（日本結婚相談所連盟）のような巨大な連盟に加盟している。これにより、何万人という会員データベースにアクセスできるわけだが、ここに大きな落とし穴がある。

カウンセラーに十分なスキルやノウハウがなく、会員の紹介やサポートを、全て連盟のシステムに丸投げしているだけの「取次店」のような相談所が、驚くほど多いのだ。あなたは、手厚いサポートを期待して高い料金を払っているのに、実態はマッチングアプリを自力でやるのと大差ない、という事態に陥る。相談所を選ぶ際は、その相談所独自のサポート体制、例えば「紹介文の作成スキル」「面談の頻度と質」「カウンセラーの経歴や実績」などを、厳しくチェックする必要がある。連盟の看板だけに騙されてはいけない。