あなたの周りにもいる?『私、恋愛マスターだから(笑)』自称・恋愛上級者の勘違いと思考パターン4選

【この記事はこんな方に向けて書いています】

  • 周囲にいる「自称・恋愛上級者」のドヤ顔アドバイスに、正直ウンザリしている方
  • 「自分ももしかしたら、勘違い恋愛論者になってないかな…」と少し不安な方
  • 小手先の恋愛テクニックよりも、本質的な人間関係を大切にしたいと思っている方
  • なぜか恋愛が長続きしない、あの人の「ヤバさ」の正体を知りたい方

あなたの周りにもいませんか? 頼んでもいないのに「恋愛っていうのはさ〜」と上から目線で語り始める、自称「恋愛上級者」。彼ら彼女らは「男なんて単純だから」「女はこうすれば落ちる」といった持論を振りかざし、まるで恋愛の全てを知り尽くしたかのような顔でアドバイスをしてきます。

一見、経験豊富で頼りになりそうに見えるかもしれません。でも、その自信満々な態度の裏側には、実はかなり偏った、そして正直に言って“ヤバい”思考パターンが隠されていることが多いのです。この記事では、そんなイタい「自称・恋愛上級者」たちに共通する、勘違いだらけの思考パターンを4つに分けて解体していきます。これを読めば、なぜ彼らの恋愛が長続きしないのか、その理由がきっとわかるはずです。

恋愛を「攻略するゲーム」だと勘違いしている

彼らにとって恋愛は、心を通わせる営みではありません。相手をいかにして自分の思い通りに動かすか、という「攻略ゲーム」です。「押してダメなら引いてみろ」といった駆け引きを好み、LINEの返信をわざと遅らせたり、他の異性の存在を匂わせたりすることに何の罪悪感もありません。

彼らの会話には「いかに相手を落とすか」「主導権を握るか」といった言葉が頻繁に登場します。しかし、恋愛は対等な人間同士の関係性です。相手をコントロールしようという思考の根底には、相手を一人の人間として尊重せず、自分の欲求を満たすための駒としか見ていない、という傲慢さがあります。そんなゲーム感覚の恋愛が、長続きするはずもありません。

自分の成功体験が世界のすべて「俺(私)理論」の押し売り

「とりあえず〇〇って言っておけば間違いない」「〇〇系の男(女)は、こうすれば絶対喜ぶから」。彼らは、自分の限られた成功体験を、さも万人に通用する法則かのように語ります。人の価値観が多様化している現代において、そんな画一的なテクニックが通用しないことなど、考えもしません。

近年の調査でも、若い世代がパートナーに求める条件の上位は「価値観が合うこと」です。一人ひとり違う人間に対して、同じパターンの言動を押し付けるのは、相手への無理解と怠慢の表れ。うまくいかない相談をすれば「それはやり方が悪い」と一蹴し、相手の個性や状況を全く考慮しない。自分の物差しでしか他人を測れないため、深い人間関係を築くことができないのです。

相手をスペックで採点する「超・減点方式」のクセ

自称・恋愛上級者は、驚くほど相手を「減点方式」で見ています。初対面の相手を年収、学歴、容姿、勤務先といったスペックで値踏みし、少しでも自分の基準に満たない点を見つけると「はい、ナシ」と即座に切り捨てます。

彼らは、相手の良いところを見つけて加点していくのではなく、欠点を探してはマイナスしていくのです。そのため、いつまで経っても「完璧な理想の相手」には出会えません。自分自身のことは棚に上げて、他人には異常に高いハードルを課す。その結果、誰と付き合っても粗探しばかりしてしまい、「もっといい人がいるはず」と次から次へと乗り換える。結局、誰とも心からの関係を築けずに、孤独になっていくのです。

過去の武勇伝が大好き「アップデートしない化石脳」

「昔は〇〇人に告白された」「俺が本気出せば、いつでも…」。彼らの話には、過去のモテ自慢が頻繁に登場します。過去の栄光にすがりつき、自分の価値観や知識を全くアップデートしようとしません。

恋愛のトレンドやコミュニケーションのあり方は、時代と共に変化します。かつては有効だったかもしれないアプローチも、今では「古い」「キモい」と一蹴されることだってある。その変化に気づかず、あるいは気づいていても認めたがらず、「昔はこれでモテたのに」とブツブツ文句を言う。プライドが高すぎて、自分の過ちや時代遅れ感を認められないのです。結果として、今の恋愛市場では全く通用せず、「口だけ達者な残念な人」というレッテルを貼られてしまいます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました