
【この記事はこんな方に向けて書いています】
- 初デートで割り勘にされて、モヤモヤした経験がある女性
- 「男が奢るのが当たり前」という風潮に、少しでも違和感がある人
- デートの会計で、いつもどう振る舞うべきか悩んでしまう男性
- 目先の好感度より、本質的で対等なパートナーシップを築きたいと願う全ての人
- 男性が何を考えているのか、その正直な本音が知りたい女性
「初デートで奢らない男なんて、ありえない」 「ケチだし、器が小さい証拠」
世の中の女性たちの、そんな声が聞こえてきそうです。きっと、この記事のタイトルを見て不快に思った人もいるでしょう。しかし、あえて言わせてください。もしあなたが、初デートで男性が奢らなかったというだけで相手を「ナシ」と判断しているのなら、あなたは本質的なパートナーシップを築く機会を、自らドブに捨てているのと同じです。
俺は、初デートで絶対に奢りません。これはケチだからでも、お金がないからでもありません。明確な信念に基づいた、極めて合理的な「選別行為」です。
この記事では、なぜ俺が初デートで頑なに奢らないのか、その理由を100%正直に語ります。綺麗事は一切なしです。これは、あなたという人間を試すための、最初の、そして最も重要なテスト。厳しい内容に聞こえるかもしれませんが、本気で良い関係を築きたいなら、目をそらさずに読んでほしい。あなたの恋愛観が、今日、ここで変わるかもしれません。
最初に言っておく。俺は初デートで絶対に奢らない。
念のため、もう一度だけ言っておきます。俺は、初デートでは絶対に奢りません。これは揺るぎない、俺の中のルールです。
この話をすると、「え、なんで?」「ケチくさい」という反応が返ってくることがほとんどです。しかし、そういう短絡的な反応をする人とは、そもそも俺が築きたい関係性のスタートラインにすら立てない、というだけの話です。
俺が求めているのは、一夜限りの華やかな恋でもなければ、お姫様のように扱わなければ機嫌を損ねるような相手でもありません。人生という長く、時には困難な道を、共に手を取り合って歩んでいける「対等なパートナー」です。
そして、そのパートナーとしてふさわしい人間かどうかを見極めるための最初のフィルターが、初デートの「会計」という場面なのです。
「男が奢るのがマナー」「女性に払わせるのは恥」…そんな旧態依然とした価値観は、もう時代遅れです。俺は、そんな古臭い幻想に付き合うつもりは一切ありません。俺がやっているのは、単なる食事の精算ではない。未来を共にする可能性のある相手に対する、真剣な「価値観のすり合わせ」なのです。
なぜ奢らないのか?それは君が「本物」かを見極めるため
では、具体的に俺が会計の場で何を見て、何を判断しているのか。その残酷なまでの選別基準を、包み隠さずお話しします。
まず第一に、「人間としての自立度」を見ています。 自分が食べたもの、飲んだものの代金は、自分で支払う。これは、一人の社会人として、いや、一人の大人として当たり前の行動原理です。これを当然のこととして受け入れられない人間は、精神的に自立できていない、誰かに依存する気質を持っている可能性が高いと判断します。自分の足で立っていない人間と、対等な関係など築けるはずもありません。
第二に、「感謝と敬意の有無」をテストしています。 会計の際、財布を出す素振りも見せず、当然のように「ごちそうさまでした」待ちの姿勢でいる女性がいます。こういう人は、一発でアウトです。人から何かをしてもらうことを「当たり前」だと思っており、そこには感謝も敬意も存在しません。たとえ結果的に俺が多く払うことになったとしても、一度は「私も払います」という意思表示をするのが、相手への敬意というものでしょう。その姿勢が見られない人間は、自己中心的で、他者への配慮が欠けているとみなします。
そして最も重要なのが、第三の理由。「君の本性」が知りたいからです。 「じゃあ、割り勘でいいかな?」と俺が切り出した瞬間。その一瞬の、0.5秒ほどの間に見せる表情や態度に、その人の本性が凝縮されています。あからさまに不満そうな顔をするのか、眉をひそめるのか、それとも「もちろん!」と笑顔で応じるのか。この瞬間の反応で、その人が「与えられること」を前提に生きているのか、それとも「対等であること」を心地よく思うのかが、手に取るようにわかるのです。ここで見せる不満は、今後の関係であらゆる場面で噴出する不満の種そのものです。
俺は、この「割り勘テスト」によって、上辺だけの愛想笑いや会話術では隠しきれない、君という人間のコアな部分を、冷徹に見ているのです。
データが示す「奢られ待ち」の現実と、その危険性
「でも、多くの女性が奢ってほしいと思っているのは事実じゃないか」という声もあるでしょう。ええ、その通りです。ある調査では、初デートで男性に多く支払ってほしい、もしくは全額支払ってほしいと考える女性が7割を超えるというデータもあります。
しかし、考えてみてください。その「7割の女性」と付き合うことが、本当に幸せな未来に繋がるのでしょうか?俺は、むしろ逆だと考えています。
「奢ってもらうこと」を関係性の前提に置いている女性は、無意識のうちに男性に対して「ギブ・アンド・テイク」ではなく、「ギブ・アンド・ギブ」を求めています。初デートの食事代は、その入口に過ぎません。
付き合いが長くなるにつれて、その要求はエスカレートしていく可能性があります。「記念日には高級レストランとブランド物のプレゼントが当然」「私の機嫌が悪いのは、あなたが足りないから」…このように、常に相手に何かを”与えてもらう”ことでしか、自分の価値や愛情を確認できなくなってしまうのです。
これは非常に危険な兆候です。なぜなら、このような依存的な関係性は、男性側が与え続けることができなくなった瞬間に、あっけなく崩壊するからです。経済的な問題、仕事の多忙、精神的な不調。人生には、相手に何かを与え続けることが困難になる時期が必ず訪れます。その時、「与えてくれないあなたには価値がない」とばかりに不満を募らせ、関係を終わらせようとするのが、このタイプの女性の典型的なパターンです。
俺は、そんな脆い関係を築くために時間と労力を費やすつもりはありません。だからこそ、最初の段階で「奢られ待ち」の気質を持つ女性を、厳しくフィルターにかけるのです。
「でも女性は準備にお金がかかる」という反論について
この話をすると、必ず出てくる反論があります。 「女性はデートのために、洋服や化粧品、美容院代など、たくさんお金がかかっている。だから食事代くらい男性が持つべきだ」というものです。
一見、筋が通っているように聞こえるかもしれません。しかし、俺から言わせれば、これも論点のすり替えに過ぎません。
まず、あなたがデートのために綺麗に着飾り、メイクをすることは、誰のためでしょうか?それは第一に、「自分自身のため」のはずです。自分をより魅力的に見せたい、自信を持ちたい、という自己投資の一環ですよね。もちろん、その結果として俺が目の保養をさせてもらえることには感謝します。
しかし、「私が自分のためにこれだけ投資したのだから、あなたはそのコストを食事代で補填すべきだ」という理屈は、どう考えてもおかしい。それは「対等」な関係ではなく、コストの貸し借りを計算するような、ビジネスライクで味気ない関係性の始まりです。
俺が求める「対等な関係」とは、そんな損得勘定ではありません。お互いが一人の自立した個人として存在し、その上で相手を尊重し、魅力を感じ合い、惹かれ合う。そういう関係です。
「準備にお金がかかるから、奢って」という主張は、自らの魅力を高める努力を、相手への”請求書”に変えてしまう行為です。そんな女性に、果たして本当の魅力があると言えるでしょうか?俺は、そうは思いません。
俺が求めるのは「パートナー」。お姫様じゃない。
結論を言います。俺が初デートで割り勘にこだわるのは、俺が人生を共に歩む相手として探しているのが、「お姫様」ではなく、共に戦う「パートナー」だからです。
人生は、楽しいことばかりではありません。むしろ、辛く、苦しいことの方が多いかもしれない。そんな時、隣で「どうしてくれるの?」と不満を言うのではなく、「一緒にどう乗り越えようか」と知恵を出し、汗を流してくれる。そんな存在こそが、俺の求めるパートナーです。
初デートの会計は、その資質を見極めるための、最初の儀式なのです。
たかが数千円の食事代です。その支払いを渋るような女性は、人生の大きな困難に直面した時、果たして共に立ち向かってくれるでしょうか?俺には、そうは思えません。自分の負担を相手に押し付けることで、楽をしようとするでしょう。
だから、俺は初デートで割り勘を提案します。そして、そこで不満そうな顔をする女性とは、二度と会いません。それは冷たいことでも、ケチなことでもない。お互いの貴重な時間を無駄にしないための、最大限の誠意だと考えています。
この考えに共感してくれる女性は、きっとどこかにいるはずです。そして、そういう女性こそが、俺が人生を賭けて大切にしたいと思える「本物のパートナー」なのです。俺は、そのたった一人の相手と出会うために、今日も「割り勘」という名のフィルターを使い続けるのです。
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