【目を覚ませ】結婚相談所の「あなたのため」は大嘘。聖職者ヅラした営業マンのポジショントークに搾取されるな

【この記事はこんな方に向けて書いています】

  • 結婚相談所の利用を考えているが、どこか胡散臭さを感じている
  • 現在、相談所で活動中だが、カウンセラーの言う通りにしても全く成果が出ない
  • 「高望みしなければ大丈夫」という言葉を信じて、妥協したお見合いを繰り返している
  • カウンセラーに高いお金を払っているのだから、任せておけば安心だと思っている
  • 他人に人生の舵取りを任せず、自分の頭で考えて、後悔のない婚活をしたい

結婚相談所のカウンセラー。あなたは、彼らのことをどんな存在だと思っていますか。 親身に話を聞いてくれ、時には厳しくも愛のあるアドバイスをくれる、あなたの幸せな結婚を心から願う「聖職者」か何かだと、本気で信じていたりしませんか。

だとしたら、今すぐその甘っちょろい幻想から目を覚ますべきです。 はっきり言います。彼らは聖職者などでは断じてありません。彼らは、あなたの人生を背負う覚悟など微塵もない、極めて優秀な「営業マン」です。そして、あなたは、そのサービスに対価を支払う「顧客」にすぎません。

彼らの仕事は、あなたの真の幸福を実現することではありません。彼らの仕事は、あなたに入会金を払わせ、月会費を徴収し続け、最終的に「成婚」という名目で手数料をせしめることです。この記事は、彼らが振りまく甘い言葉の毒を見抜き、時間と大金をドブに捨てて「婚活難民」になる前に、自分の人生の主導権を取り戻すための、劇薬です。

理解しろ。彼らは「プロの営業マン」であり、あなたは「金のなる木」だ

まず、この大前提をあなたの脳に刻み付けてください。結婚相談所は、慈善事業ではありません。営利目的の、完全なビジネスです。 そして、カウンセラーやアドバイザーと呼ばれる人々は、ボランティア精神であなたの相談に乗っているのではありません。彼らには、毎月の「売上目標」や「成婚数」という名のKPI(重要業績評価指標)が課せられています。

彼らの給料は、あなたの善意ではなく、あなたが支払うお金から出ています。 入会金、月会費、お見合い料、そして成婚料。この収益構造を理解すれば、彼らの言動の裏側が透けて見えてくるはずです。

彼らは、あなたが「真に愛せる相手」と結ばれることよりも、定義上の「成婚」というゴールテープを切らせることに全力を注ぎます。なぜなら、それが彼らの評価と収入に直結するからです。

あなたが「この人で本当にいいのだろうか」と悩む時間は、彼らにとっては成婚料を取りっぱぐれるリスクでしかありません。あなたが理想を追い求めることは、彼らにとっては成婚率を下げる迷惑行為でしかないのです。 「あなたのために」という言葉の裏には、常に「会社のために」「私の成績のために」という本音が隠れている。この構造を理解しない限り、あなたは彼らの掌の上で踊らされる、ただのカモであり続けるだけです。#婚活の闇

これが奴らの手口だ!思考停止を招く、悪魔のポジショントーク3選

彼ら営業マンは、実に巧みな話術であなたをコントロールしようとします。一見、あなたのことを思った、もっともらしいアドバイスに聞こえるのが、非常に厄介なところです。ここでは、代表的なポジショントークを3つ挙げ、その裏にある本音を白日の下に晒します。

1. 「高望みしなければ、絶対に結婚できますよ」という、可能性の去勢

これは、入会前の無料相談や、活動が上手くいかない時に必ず言われる常套句です。あなたは、「そうか、私が高望みしているのがいけないんだ」と、素直に自分を責めてしまうかもしれません。 ですが、これは巧妙な罠です。

この言葉の本音は、「誰でもいいからとにかく妥協して、成婚率を1件でも上げさせてくれ」という、相談所側の悲鳴に他なりません。 彼らは、あなたの理想や価値観を尊重する気などさらさらありません。あなたの希望条件を一つ、また一つと削ぎ落とさせ、最終的に「生理的に無理、でなければOK」くらいのレベルまでハードルを下げさせる。これが彼らの腕の見せ所なのです。

あなたの人生のパートナーを決めるという、重大な決断に対して、「高望みするな」と可能性を去勢してくる。そんな相手が、本当にあなたの幸せを願っているとでも思いますか。

2. 「もっと積極的にお見合いを!断るのはもったいない」という、消耗戦への誘導

「今週は、最低でも10人にお申し込みをしましょう」 「少しでもいいなと思ったら、断らずにまず会ってみましょう」

一見、前向きなアドバイスに聞こえますね。しかし、これもまた、あなたを搾取するための狡猾な戦略です。 お見合いの数をこなさせれば、あなたから月会費やお見合い料を長く、多く徴収できます。そして、「これだけ活動しているのに決まらない」という状況を作り出せば、あなたは焦り、正常な判断ができなくなり、前述の「妥協」という選択肢を受け入れやすくなるのです。

質の低いお見合いをいくら繰り返しても、意味はありません。それは、ただあなたを精神的に消耗させ、「婚活疲れ」という名の無気力状態に追い込むだけ。そして、疲れ果てたあなたが「もう誰でもいいや…」と投げやりになった瞬間を、彼らは決して見逃しません。

3. 「この人を逃したら、次はもうないですよ」という、不安の注入

仮交際が進み、いよいよ真剣交際や成婚という段階で、あなたが少しでも迷いを見せた時。彼らは、ここぞとばかりに最終兵器を投入してきます。

「あなたの年齢を考えると、これが最後のチャンスかもしれません」 「これだけの好条件の方、次に出てくる保証はどこにもありませんよ」

これは、アドバイスなどではありません。あなたの不安を極限まで煽り、冷静な判断力を奪って、無理やり契約書にサインさせようとする、悪質なクロージINGトークです。 あなたは、「そうかもしれない…」と恐怖に駆られ、自分の小さな違和感に蓋をしてしまう。そして、成婚料という名の“手切れ金”を支払い、相談所を卒業していく。彼らにとっては、最高のシナリオです。あなたのその後の人生に、彼らは一切責任を持ちません。

データが暴く「成婚率」という、まやかしの数字

彼らが自分たちの正当性を主張する際に、錦の御旗のように掲げるのが「高い成婚率」です。しかし、この数字ほど当てにならないものはありません。

まず、「成婚」の定義が、相談所によってバラバラであるという事実を知るべきです。 ある相談所では「婚約」を成婚と定義していますが、また別の相談所では「真剣交際(結婚を前提としたお付き合い)の開始」をもって成婚と見なすケースも少なくありません。真剣交際の後、破局したとしても、それは「成婚退会後の出来事」であり、相談所の知るところではないのです。

さらに悪質なのは、その計算方法です。 経済産業省の調査によれば、多くの相談所が採用している成婚率の計算式は、「成婚退会者数 ÷ 全退会者数」というものです。 一見、まともに見えますか?.

いいえ、ここに巨大な罠があります。この計算式では、活動途中で「こんなところにいられるか!」と見切りをつけて辞めていった人や、月会費を払えなくなって退会した人は、分母に含まれていないのです。 つまり、最後まで残った“優良顧客”の中での成功率を計算しているに過ぎず、実態よりも率が何倍も高く見えるようになっています。こんな数字のマジックに、いつまで騙され続けるつもりですか。#成婚率のカラクリ

あなたがカモにされる、根本的な理由

なぜ、あなたはこれほどまでに分かりやすいポジショントークに、いとも簡単に騙されてしまうのでしょうか。それは、あなたの心の中に、彼らにとって都合の良い「弱さ」があるからです。

1. 「これだけ払ったのだから」という、サンクコストの呪い

入会金に数十万円、月会費に数万円。決して安くはない金額を支払ったことで、あなたは「これだけ投資したのだから、間違っているはずがない」「今さらやめたら、あのお金が全て無駄になる」という、サンクコスト効果の泥沼に足を取られています。 その心理が、カウンセラーの言うことを盲目的に信じさせ、間違った方向に進んでいても引き返せなくさせているのです。

2. 「誰かに決めてほしい」という、思考停止と責任転嫁

究極的には、これです。 あなたは、自分の人生の重大な決断を、自分で下すことから逃げているだけなのです。 「専門家であるカウンセラーの言う通りにしていれば、失敗してもその人のせいにできる」 そんな甘えが、心のどこかにある。だから、彼らのポジショントークは、あなたにとって心地よく響くのです。自分の頭で考え、悩み、傷つくという責任とリスクから、一時的に解放してくれるからです。#思考停止

搾取されずに「自分のための婚活」を執行するための、鉄の掟

もう、いい加減に自分の足で立つ時です。結婚相談所というツールに、あなたが使われるのではなく、あなたが主体的に使いこなすのです。そのための、三つの掟をここに授けます。

1. 自分の「絶対に譲れない憲法」を制定し、死守せよ

カウンセラーに会う前に、まず、あなた自身の「婚活憲法」を制定しなさい。 年収や学歴といったスペックの話ではありません。「休日の過ごし方」「金銭感覚」「家族との関係性」など、あなたが人生を共にする上で、これだけは絶対に譲れないという価値観の軸を、3つだけ言語化するのです。 そして、カウンセラーに何を言われようと、どんな好条件の相手を紹介されようと、この憲法に違反する相手とは、交渉のテーブルにすら着かない。その覚悟を決めることです。

2. すべての提案に「なぜですか?」という、尋問で応えよ

カウンセラーから「この方は、あなたにぴったりですよ」と紹介されたら、笑顔でこう問い返しなさい。 「なぜ、そう思われるのですか?私の価値観の、どの部分と、彼のどの部分が合致するとお考えですか?具体的に説明してください」と。 彼らの提案を、鵜呑みにしてはいけません。その提案の根拠を、ロジカルに説明する責任が彼らにはあります。この一手間をかけるだけで、彼らはあなたを「思考停止したカモ」ではなく、「手ごわい顧客」として認識せざるを得なくなります。

3. 相談所は「巨大な名簿」、最終決裁者は「あなた」であると自覚せよ

最終的に、結婚相談所などというものは、金でアクセス権を買った、ただの巨大な「会員名簿」にすぎません。カウンセラーは、その名簿の管理人です。 名簿の中から、あなたの憲法に合いそうな候補者をピックアップしてもらう。そこまでは、彼らの仕事です。 しかし、その先の、実際に会うかどうか、交際するかどうか、そして、結婚するかどうか。その全ての最終決裁権は、100%、あなたにあります。その責任と覚悟を持つこと。それが、大人になるということです。

あなたの人生の幸せを決めるのは、口のうまい営業マンではありません。成婚率という名のまやかしの数字でもありません。 ただ一人、あなた自身です。 他人のポジショントークに、あなたの貴重な時間と金をこれ以上捧げるのは、今、この瞬間で終わりにしましょう。

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