デートプランを考えない彼にイライラする女子へ。その男、君が育てた”指示待ちモンスター”かもよ？

【この記事はこんな方に向けて書いています】

・彼がデートプランを考えてくれず、いつも自分ばかり決めていると感じる女性
・「どこでもいいよ」という彼の言葉に、愛情不足を感じてしまう方
・彼に上手にリードしてほしいと願っている方
・受け身な彼を「できる男」に育てたいと思っている賢い女性

はい、どうも皆さんこんにちは。今日は、世の中の多くの女性が、一度は、いや百度は抱えているであろう、あの根深い不満について、愛を込めてバッサリと斬り込んでいきたいと思います。

テーマは、そう。「なぜ彼はデートプランを考えないのか？」問題です。

「ねぇ、次のデートどこ行く？」ワクワクしながら尋ねるあなたに、彼から返ってくる言葉は… 「うーん、どこでもいいよ」「君の行きたいところでいいよ」

…いい加減にしてくれ！と叫びたくなりますよね。「私とのデート、楽しみじゃないの？」「私に興味ないの？」そんな不安とイライラが募っていく。その気持ち、痛いほどわかります。

でもね、一呼吸おいて考えてみてほしいんです。その、あなたをイライラさせる「指示待ちモンスター」。もしかしたら、そのモンスターを育ててしまったのは、他でもない、あなた自身かもしれませんよ？今日は、その可能性から目をそらさずに、彼を「できる男」に育て上げるための、具体的な方法について語っていきましょう。

なぜ彼は考えない？男が「思考停止」する3つの心理パターン

まず、敵を知ることから始めましょう。あなたの彼がデートプランを考えない理由は、決して「あなたへの愛情がないから」と一括りにできるほど単純ではありません。大きく分けて、3つのパターンがあります。

「失敗が怖い」臆病な完璧主義者タイプ プライドが高く、とにかく失敗を恐れています。「プランを立てて、君につまらない顔をされたらどうしよう…」と、そのプレッシャーに耐えられない。だから、「君に決めてもらう」という最も安全なカードを切ってくるのです。
「君の笑顔が見たい」善意の丸投げ信者タイプ これは一見、優しさに見えます。彼は本気で「君の行きたい場所に連れて行ってあげたい」と思っています。しかし、その結果、考えることを放棄し、全ての責任をあなたに丸投げしてしまっている、ある意味タチの悪いタイプです。
「本当に何も考えていない」省エネ系男子タイプ 残念ながら、こういうタイプも存在します。デートは「会えればいい」と思っており、場所や内容にこだわりがない。悪気はないのですが、想像力が絶望的に欠けているのです。

あなたの彼は、どのタイプに当てはまりそうでしょうか。

あなたのその一言が、彼の「考える脳」を破壊している

さて、ここからが本題です。彼がどのタイプであれ、彼を「考えない男」にしてしまっている「共犯者」がいます。それは、あなたです。

過去のデートを思い出してください。彼が勇気を出して「このお店、どうかな？」と提案した時、「えー、なんか気分じゃないかも」と、無意識に彼の提案を却下しませんでしたか？「私が決めた方が早いから」と、結局あなたが全部調べて、予約して、彼の「考える機会」を奪ってきませんでしたか？

そうしたあなたの行動の一つ一つが、彼に「ああ、俺が考えるより、君に任せた方が安全で、確実なんだな」と学習させてしまったのです。彼が考えることをやめたのは、あなたが彼の「考える脳」を、少しずつ破壊してきた結果なのかもしれません。

データで見る男女のズレ。「タスク思考の男」と「体験思考の女」

そもそも、男女ではデートに対するOSが根本的に違う、という事実も知っておくべきです。ある調査では、男性はデートを「成功させるべきタスク（課題）」と捉える傾向があり、女性は「二人で共有する素敵な体験」と捉える傾向がある、という結果も出ています。

つまり、男性からすれば「彼女をがっかりさせない」という失敗回避が最優先事項になりがち。だからこそ、一番失敗しない方法として「彼女に決めてもらう」という結論に至りやすいのです。この根本的なズレを理解しないまま、「なんで考えてくれないの！」と怒るのは、あまりにも一方的だとは思いませんか？

賢い女は「丸投げ」しない。「選択肢」という名の球を投げる

では、どうすればいいのか。答えはシンプルです。彼に「丸投げ」するのをやめることです。賢い女は、「どこ行く？」という漠然とした質問はしません。彼が答えやすいように、「選択肢」という名の、優しい球を投げてあげるのです。

「ねぇ、今度の休み、A：映画見てからのんびりカフェ、B：アウトレットで買い物してアクティブに過ごす、どっちの気分？」

こう聞かれれば、彼は「うーん、Bかな！」と答えるだけでいい。考える負担を劇的に減らしつつ、彼に「最終決定権」を与えることができる。これが、彼のプライドを守りながら、あなたも楽になれる、最高のコミュニケーションです。

最高の”褒め”で男を育てる。次のデートに繋がる魔法の言葉

そして、最後の仕上げ。デートが終わった後、彼を最高の言葉で「褒めて」ください。「楽しかった」だけでは、10点です。「Bプランにして正解だったね！あそこのカフェ、よく見つけたね！本当にセンスいい！」このように、彼の「選択」そのものを、具体的に褒めるのです。

この成功体験が、「自分の選択で、彼女が喜んでくれた」という強烈な記憶として彼の脳に刻まれ、次回のデートプランを考えるための、最高のモチベーションになります。リードしてくれる素敵な王子様は、待っていても現れません。賢い女は、隣にいる男を、自分好みの最高の王様に育て上げるものなのです。さあ、次のデートから、さっそく試してみてください。