【脱・情弱】高額請求、退会不能…結婚相談所の契約書で“絶対に見るべき”4つの地雷条項

無料の恋人愛のイラストと写真

【この記事はこんな方に向けて書いています】

  • 結婚相談所の入会を決め、まさに契約書のサインを求められている方
  • 契約書のような細かい書類を読むのが苦手で、つい読み飛ばしてしまいがちな人
  • 「大手だから」「良い人そうだから」という理由だけで、相手を信用してしまう方
  • 婚活で絶対に損をしたくない、自分の身は自分で守りたいと考えている、賢明なあなた

「まあ、大手だから大丈夫だろう」「カウンセラーさんがすごく良い人だったし、信頼できる」。そんな安易な理由で、目の前にある数ページの契約書を、ろくに読みもせずにサインしようとしていませんか?

はっきり言って、その行為は、自分の全財産を預ける銀行の契約書を見ずにハンコを押すのと同じくらい、愚かで危険な行為です。結婚相談所との契約は、あなたの時間も、お金も、そして精神も拘束する重要な約束。そのルールブックである契約書を軽視する人間は、自ら「私はカモです」と宣言している情報弱者に他なりません。この記事では、そんな契約書に巧妙に仕掛けられた、あなたを地獄に突き落とす「4つの地雷条項」について、徹底的に解説します。

一番の地獄「成婚料」の定義と発生タイミング

契約書の中で、最もあなたの運命を左右するのが、この「成婚」の定義です。あなたは「成婚=婚約」だと思い込んでいませんか? それは大きな間違い。相談所によっては、「結婚を前提とした真剣交際に入った時点」で成婚とみなし、20万円以上の高額な成婚料を請求してくるケースが後を絶ちません。

まだ結婚の意思が固まっていなくても、システム上「真剣交際」に進んだだけで、あなたは成婚料の支払い義務を負うのです。もしその後、破局したとしても、支払った大金は戻ってきません。契約書に「真剣交際に移行した時点で成婚とみなす」という一文が、小さな文字で書かれていないか。血眼になって確認してください。この一行を読み飛ばすだけで、あなたの数十万円が泡と消えます。

辞めたくても辞められない「中途解約・違約金」の罠

「活動してみたけど、思ったようなサポートが受けられないから辞めたい」。そう思った時、あなたはスムーズに退会できるでしょうか? 契約書の中途解約に関する条項を読んでいない人は、ここで地獄を見ます。

国民生活センターに寄せられる相談で最も多いのが、この解約・返金トラブルです。特定商取引法により、契約から8日以内であればクーリング・オフが可能ですが、それを過ぎれば相談所のルールが適用されます。高額な違約金を請求されたり、「返金は一切不可」と定められていたりするケースも。数ヶ月しか活動していないのに、ほとんどお金が戻ってこない、なんてこともザラです。契約前に「辞めたくなった場合、いつまでに申し出れば、いくら返金されるのか」を正確に把握していない人間は、質の悪いサービスに縛られ続ける奴隷になるしかありません。

活動停止中も搾取される「休会制度」の落とし穴

「仕事が忙しくなった」「少し婚活に疲れたから、数ヶ月休みたい」。そんな時、多くの相談所には「休会制度」が用意されています。しかし、これもまた情弱をカモるための罠になり得ます。

「休会中も月会費の半額をいただきます」「休会期間は最長3ヶ月までです」。こういった条件が、契約書にしれっと書かれていないか確認が必要です。休会中は、お相手の紹介やカウンセラーのサポートといったサービスは一切受けられません。それなのに、月々数千円から一万円程度の「在籍料」を払い続けなければならないのです。何もサービスを受けずに、ただお金だけを搾取される。契約書を読まない怠慢が、あなたの財布に静かなダメージを与え続けます。

曖昧な言葉に騙されるな「サポート内容」の具体的範囲

「経験豊富なカウンセラーが、あなたの活動を手厚くサポートします」。この一見魅力的な言葉ほど、信用できないものはありません。問題は、その「手厚いサポート」が、具体的に何を指すのかです。

契約書の「サービス内容」の欄を見てください。「月1回の面談」「紹介人数は毎月最大〇名まで」「LINE相談は24時間以内に返信」など、提供されるサービスが具体的に、そして定量的に記載されていますか? もし「適宜サポートを行う」のような曖-昧な表現で濁されている場合、要注意です。いざ入会してみたら、面談はオプション料金、紹介はほとんどなく、相談してもまともな返信がない、という事態になりかねません。「手厚い」という言葉の響きに騙されず、具体的なサービス内容が明記されているか、必ず確認してください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました