【夢じゃない！年収800万円以上の結婚相手はどれだけいる？全国データで徹底検証】

【この記事はこんな方に向けて書いています】
・ハイスペックな結婚相手を探している20～40代の独身男女
・パートナーの収入水準をリアルな数字で把握したい方
・婚活の戦略をデータで立てたい方

「年収800万円以上って高いのはわかるけど、そもそも結婚相手候補にどれだけいるの？」――そんな疑問に、国税庁・総務省・厚生労働省などの公的統計をもとに答えます。結婚市場で「ハイ年収」とされる800万円以上の人は、全国で何人、どの地域に多いのか。男女別、年齢別の割合から、婚活戦略まで細かく掘り下げていきます。

まず、国税庁「民間給与実態統計調査（令和3年分）」によると、給与所得者全体（約5,000万人強）のうち、年収800万円以上の割合は約9.8％。つまり、およそ11人に1人はこのラインを超えています。男女別にみると、男性では14.5％、女性では2.3％と大きく差が開きます。男性候補が3人に1人、女性候補は50人に1人程度という現実です。

次に年齢層別の分布を見てみましょう。民間調査を基に推計すると、男性では35～44歳が最も多く、年収800万円以上の割合は20％超え。25～34歳でも10％弱と、若手世代にも一定の層が存在します。女性では35～44歳の層が4％前後、45～54歳で3％弱。若い女性ハイスペ層は稀少ですが、30代後半で少し増える傾向です。

さらに地域別データもおさえておきたいポイントです。総務省「地域別給与調査」によると、年収800万円以上の割合が全国平均を超えるのは、東京23区（男性17％、女性2.8％）、神奈川県（男性15％、女性2.5％）、愛知県（男性13％、女性2.1％）、大阪府（男性12％、女性1.9％）などの大都市圏。地方都市だと札幌市や福岡市でも10％前後。逆に地方の中小都市では5～7％程度にとどまります。

では、結婚相手候補の“実際の人数”はどうでしょうか。厚生労働省「人口動態統計」と総務省「国勢調査」を組み合わせて推計すると、全国の未婚男性人口は約580万人、未婚女性人口は約530万人（30～49歳）。このうち年収800万円以上の未婚男性は約84万人、未婚女性は約12万人。都市圏に限ると、未婚男性50万人、女性9万人程度と、選択肢はさらに絞られます。

ここまで見ると、「年収800万円以上の結婚相手」は全国に一定数いるものの、男女で大きなギャップがあり、都市部に集中しているのが実情です。そこで効果的な婚活戦略を提案します。

都市部を中心に活動エリアを設定
　ハイスペ層は都市圏に集中するため、東京・神奈川・愛知・大阪・福岡などのエリア婚活イベントやオンラインお見合いを活用すると効率的です。
年齢幅を広げて候補を増やす
　男性は25～44歳、女性は30～49歳あたりの層に注目。特に30代はパートナーシップ形成期であり、マッチングしやすい年収帯を狙えます。
業種・職種特化型イベントに参加
　金融、コンサル、ITエンジニア、メーカー管理職など、年収分布が高めの業界をターゲットにした婚活パーティーや交流会へ参加しましょう。
オンラインツールの活用
　マッチングアプリやオンラインお見合いサービスでは、年収検索機能が充実。希望条件に「年収800万円以上」を設定し、効率よく絞り込めます。
自身のスペックもブラッシュアップ
　同じハイスペ層は自己投資意識が高い傾向にあります。プロフィール写真や自己紹介文を磨き、共通の価値観をアピールするとマッチ率がアップします。